ご挨拶

私のアロマ(香り)への関わりは、アロマによる体調不良からの改善でした。
このHP上に掲載している「製品コンセプト」の「キャノンの緊急反応」をご覧ください。私は当時このなかの「犬に吠えられるネコ」の状態でした。そのとき「ネコ」の心身は闘争状態で交感神経系が極度に働いている状態です。
アロマによる改善は、新潟大学新島名誉教授の実験によって科学でそれを裏付けてくれました。このHP上に掲載している「エビデンス」をご覧ください。新島先生は、天然の精油の香りが自律神経系に働くことを実証実験し発表されました。香りが交感神経系や副交感神経系の神経活動を促進したり抑制するという結果です。

また香りは調べていくと奥深いです。アロマで使う精油は植物が持つ香りを抽出しますが、植物は何故香りをつくるのでしょうか。植物は動かないという戦略を決定し、人間や動物と違い蜜をつくり香りで昆虫を呼び寄せ受粉を成功させ、また様々な香り物質で微生物の侵入を防いでいます。植物は動けないので動物より劣っていると思っていましたがそうではないかもしれません。私たち人間や動物は、植物が光合成で作ったものを食べることによって生きています。米も小麦も芋やいろいろな野菜やいろいろな果物も。

また最近の鳥取大学浦上教授の研究では、認知症の人にアロマが有効との発表があります。香りは、脳の古い皮質と呼ばれる大脳辺縁系に届くことが分かっています。大脳辺縁系には、情動に働く扁桃体や記憶に関わる海馬、そして自律神経系や内分泌系を支配する視床下部等があります。周りの状況や環境に対応して無意識下で対応しています。
作家プルーストの「失われた時を求めて」には、ある香りによって「懐かしい場面を思い出す」ことが紹介されています。上記の自律神経系だけでなく香りが記憶にも関係しているわけです。

私たちの周りではハイテクがますます進んでいきますが、「香りが心の癒し」として日常生活のなかで自然な香りを簡便に使えるためのアロマ製品を提供していきたいと考えています。

アロマジャパン
代表 久保 やすお

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